ちこういん

隣の芝生は青く見える

しあわせ・ふしあわせ
 
隣の芝生は青いというは、他人のものはなんでもよく見えるという人間の競争心理を言い表したことわざです。
他人の置かれている環境を羨ましく思ってしまうのは、誰でも経験すること。いちいち友人と自分の人生を比べてしまう自分が、本当にイヤだったりしますね。
 
実は、「 見えていないこと 」 がたくさんあるんです。その芝を手入れしている人の姿を見てなかったり、維持する苦労を知らなかったり。
 
水鳥の脚の動きと一緒で、他人の苦労は見えづらいものです。
普通は悪い面というのは人に見せないものです。
誰もが、その人の良い面ばかりを見ることになります。
これが隣の芝生は青く見えるということ。
 
実際は大変な思いをしていることも多いものです。
他人がどれだけ胃の痛い思いをしているか、たとえ頭で理解できても、なかなか実感は湧きません。
 
仕事やプライベートが充実している時は、自分の芝を管理するのに忙しくて、隣の芝をうらやむ暇なんてないはずです。
自分に自信がない時こそ、相対的に周りのことが良く見えてしまう、周りの人たちが完ぺきに幸せな人生を送っているように見えてしまうのです
 
パナソニックの創業者である松下幸之助さんは、幼い頃から体が弱く、貧しい境遇に生まれました。
 
そんな松下幸之助氏に成功の秘訣を尋ねると、次のような答えが返ってきたといいます。
 
学歴がなかったおかげで、人から教えてもらうことに抵抗が無かった。
体が弱かったおかげで、部下を信じるしかなかった。
そして、部下ががんばるので、会社が発展した。
家が貧しかったおかげで、わずかなお金がうれしくて、仕事を続けることができた。
柔らかく謙虚な心も成功の秘訣です。普通の人から見たら、不幸になるしかないような境遇を、すべて前向きに捉えることで、心をプラスに保つ
 
さらに言えば、幸之助氏は8人兄弟でしたが、自分以外の7人が、肺結核で死んでしまうという悲しみも、子ども時代に経験しています。
それでも幸之助氏は、「自分はなんて不幸なんだ」とは考えませんでした。
 
幸せや不幸はその状況ではなく、その人の心が決める
 
隣の芝生が気になるとき。
それは心のバランスが崩れているのかも。
 
今日は自分の心が疲れているのかな? バランスを崩しかけているのかもと考えてみることです。私たちの心の状態はいつも安定しているわけではなく、イライラしていたり、疲れていたり、いっぱいいっぱいになっていたりなど、意外に不安定になりやすいものです。
そういったときに、うらやんだりねたんだりしている自分を責めてしまうのではなく、「人間そんなときもある」と自分の不完全な面を認めて、心を休ませることを考えてみましょう。
 
ネガティブな「レッテル貼り」
1つ良くないことがあると、それを「いつも××だ」と考えてしまう。
 
感情的推論
客観的事実などに基づいてではなく、自分の感情を根拠に判断してしまう。「それはきっと失敗する。だって私がこんなだから」など。
結論の飛躍
特に根拠もないのに、悲観的な結論を持ってしまう。「メールの返信が遅いのは、嫌われているからだ」など人の気持ちを決めつける「読心術」や、「この病気はきっと治らない」など先を悪く考える「先読みの誤り」など。
自己関連づけ
何か良くないことが起きたとき、自分に関係がないのに自分のせいだと感じてしまう。子どもが、両親の喧嘩を「自分のせいだ」と考えてしまうなど。
 
全てのことに対して1000かで判断する。「仕事と家庭とどっちが大事なの!」など白黒つけようとするなども。
普段はバランス良くものごとを受けとめることができていても、落ち込んでいるときや調子の悪いときには、ものごとを悪く捉えがちです。
 

当たり前が、当たり前ではないことを知り、幸せな事に気づき感謝する
たとえば、
今日もご飯が食べられた

今日もお風呂に入れた
今日も暖かい布団で寝れる
今日も体調はまあまあだ

今日も仕事が出来た
今日も命がある

世界には食事も少なく、寝る布団もなく、体調が悪く、仕事も無くて、いつも死の危険とおなり合わせの苦しい人生を生きている人たちがいます。
 
心の疲れや偏り、バランスの崩れに気づくことで、必要以上に自分を責めたり、人とぶつかったりすることが減っていきます。
 
無いものに目を向けず、有るものに感謝する
 
心の健康が大切です。
 
 
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