ちこういん

人を礼して答えざれば、其の敬に反れ

[孟子曰く]
人を愛して親しまざれば、其の仁に反(かえ)れ
人を治めて治まらざれば、其の智に反(かえ)れ
人を礼して答えざれば、其の敬に反(かえ)れ
行いて得ざる者あれば、皆諸を己に反求す
其の身正しければ、天下之に帰す
詩に云う、『永く言いて命に配し、自ら多福を求む』と
 
 
私はあの人のために一生懸命やってあげたのに。
あの人は私の気持ちを少しも解ってくれない。
私はこんなに頑張っているのに。
お礼の言葉もない。
 
独りよがり?
自己満足?
 
案外やってるつもりでも、
相手の為になるようなことをやっていないかも。


『つもり違い十カ条』

一、高いつもりで低いのは  教養
二、低いつもりで高いのは  気位
三、深いつもりで浅いのは  知識
四、浅いつもりで深いのは  欲
五、暑いつもりで薄いのは  人情
六、薄いつもりで暑いのは  面の皮
七、強いつもりで弱いのは  根性
八、弱いつもりで強いのは  我
九、多いつもりで少ないのは 分別
十、少ないつもりで多いのは 無駄
 
当てはまりますよね。
まるで、自分のことを言ってるみたい。
 
もう原因を人の所為にするのはやめましょう。

[孟子がいわれました]  
「人を愛しても相手が親しんでこない時は、人を怨まずに

自分の仁愛すなわち思いやりが足りないのではないかと反省してみる。

人を治めても、うまく治まらないときは、
人を尤(とが)めずに

自分の知恵が足りないのではないか反省してみる。

人に礼をつくしても、相手が答えてこなければ、
人を責めずに

自分に人を敬う気持ちが足りないのではないかと反省してみることが先。

いつもこのように自分の行為に対して相手の態度が期待にそわなかった場合には、すべて自分自身を反省して、その原因をよく考えて見なさい。
そうすれば自分の身も心も真に正しくなって、必ず天下の人もみな帰服してくるものだ。
詩経にも
『末ながく天命に従ってふるまい、自らの限りない幸福を求めよ』
といっているのは、つまりこのことをいったものなのです。」「意訳」
 
なかなかこうはできないものですけど。
 
顧みることの大切さ
人に対してやったが反応がないとか、うまく行かないのは、
自分の思いやりや知恵などの足りなさに原因があると考えよう。
まず自分の行為を省(かえり)みることが大事。
すべての原因が自分にあることに気付いて、相手の立場になって考える。
恕の心(相手を思いやり、ゆるす心)が人の心を動かすと教えています。

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Posted byちこういん

Comments 2

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あくび  

No title

自分のことを言われてるかのように、ほぼ当てはまります。人間としてまだまだまだまだ未熟なんだと気付かせてもらえました。
このページのURLを私のブログに貼らせて頂いても良いですか?

2015/11/12 (Thu) 08:14

智弘院  

No title

> あくびさん
どうぞ。いいですよ。
コメント有難うございます。
未熟は私も同じです。

2015/11/12 (Thu) 13:46

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