ちこういん

節分といえば鬼は外
 
 
鬼は、「隠(おん・おぬ)」が語源といわれています。
「隠」は「この世のものではない、見えない存在」という意味があり、人の力を超えるもの、人に災いをもたらすものとされています。
 
 
その鬼には五種類ありまして、赤鬼、青鬼、黄鬼、緑鬼、黒鬼がいます。
その5つの色が煩悩に当てはめられております。
 
 
また、身体にとって大事な五つの臓器にも当てはめられております。
臓とは、からだに必要な気血水や精などをつくり、ためるところで、とても重要なのです。病になる時は、これらが不足している状態で、臓は精神ともつながりがありますから、他の臓腑とも様々なかたちで関係しています。
 
 
払う鬼は
外から来る災いの鬼と
内から出る煩悩の鬼です
 
 
赤鬼の色の意味は貪欲(とんよく)

分かりやすくいうと、強い欲望です。
鬼といえば赤色ですが、全ての悪心の元となります

 
心臓の赤色で、循環機能、精神活動、記憶意識思考判断を表します。
利害、損得などは、正しい判断を誤らせ、他人や社会に損害を与えます。
当たり前の日常に目を向けて、感謝をすることが大事ですね。
すべての悪の象徴とされる赤鬼、自分の中の悪い心を取り除きます。
 
 
 
青鬼の色の意味は瞋恚(しんに)
自分に都合が悪いと、すぐ怒ったり、人のせいにして、憎しんだりすること。貧相で欲深い心を表しています。
 
腎臓の青色、成長発育生殖老化、生命維持機能、泌尿器系などを表します。 
怒りは短命になりますよ。
悪意や憎しみ、怒りなどの象徴の青鬼を取り除けば、福徳に恵まれます。
 
 
 
黒鬼の色の意味は愚痴(ぐち)
疑心暗鬼にとらわれ、愚痴や妬みが出てくることです。
 
脾臓の黒色、消化吸収、血流消化、吸収機能、水分、栄養の代謝などを表します。
物事を消化できないと愚痴が出ますし、なかなか成長しにくいですよね。
疑心暗鬼の象徴の黒鬼、卑しい気持ちを追い払い、心の平穏を願います。 
 
 
 
緑鬼の色の意味は不健康

倦怠、眠気、ダラダラしたり、やる気がない、気力がない状態です。

肝臓の緑色、筋肉、自律神経を表します。
とにかく楽な方がいい、そういう自身の不摂生の象徴の緑鬼、反省し健康的で規則正しい生活を心がけることを願います。
 
 
 
黄鬼(白鬼)の色の意味は我執(がしゅう)
過去のことに、とらわれ過ぎて、思い悩み続けるのは良くないことです
 
肺臓の黄色、呼吸皮膚機能などを表します。
とらわれは、息苦しいですよね。
心の動揺や後悔の象徴の黄鬼、過去の後悔から解放され、自己中心的な甘い考えを取り除き、公平な判断ができるようになるよう願います。
 
 
仏教という、仏さまの智慧と生き方、心のあり方と身体機能と健康はつながっています。
祈りの心と、智慧と修行という武器で、5つの鬼に立ち向かう。
 
 
五色の鬼
赤鬼・・・貪欲。欲深いこと
青鬼・・・怒り・貧相。怒りやすいこと
黒鬼・・・愚痴。疑り深いこと
緑鬼・・・不健康。だらだらすること
黄鬼・・・我執。過去にとらわれて前に進まないこと
 
節分に、今年1年の自分が打ち勝ちたい煩悩の色の鬼に豆をぶつけてみてはいかがでしょうか?




スポンサーサイト



ちこういん
Posted byちこういん

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply