ちこういん

リーダーシップ

船頭多くして船山に登る
せんどう おおくして ふね やまにのぼる


歌川広重

 
船に何人も船長がいると、船は山に登ってしまうように見当違いの方向に進んでしまうことから、指図する人が多くいると、物事がまとまらなかったり、見当違いなほうに進んでしまうことのたとえ。
 
一つの組織などにたくさんのリーダーがいると物事がうまく進まないことを伝えています。

自分の心にも言えることです。
やりたいことが多すぎると迷走してしまいます。
 
 
社会には、やたら多くの人が関わり、仕事をする場面もあります。

1つのプロジェクトがあって、いろんな人が加わる。
みんなが思い思いに勝手なことを言う。

誰に最終決定権があるのかがはっきりせず、まとまりがつかず、みんなの意見を混ぜた物を作ってしまったために、中途半端でどうしようもないものが出来上がってしまう。
もしくは、プロジェクトがあっちにいったり、こっちにいったりして、
まったく進まないということがあります。

 
経験則
第六感
統計学

ただの思いつき
ただの好き嫌い

人が集まれば当然バラバラな意見が出ます。

ですが、最終的には船頭(リーダー)が判断しなければなりません。

それが独裁独善であってもいけませんね。
バラバラな意見を出し合い、互いにその意図を説明し合える場を作ることが大切です。
 
 
の明らかなる所以の者は、兼聴すればなり
その暗き所以の者は、偏信すればなり
中国古典の帝王学『貞観政要』
 
「兼聴」とは多くの人の率直な意見に耳を傾け、その中から、これはと思う意見を採用することで、
「偏信」とは1人あるいは2,3人の言うことだけを信用することです。
 
 
経営の神様といわれた松下幸之助は、
 
「この世の中、本当は、わかっているよりも、わからないことの方が多く、知っているよりも、知らないことの方がはるかに多いのである。」
 
「誤りなく事を進めていくためには、できる限り人の意見を聞かなくてはいけない。一人の知恵というものは、所詮は衆知に及ばないのである。人の意見を聞かない指導者はともすれば独善に陥り、あやまり易い。また人心もそういう指導者からはしだいに離れていってしまう。」
 
と言われました。
 
物事を深く見通し、本質をとらえる優れた判断力、見識の持ち主です。
 
 
リーダーは裸の王様になりがちです。
そうならないためにも、素直に衆知を集める努力をしていき、謙虚な姿勢で自己反省を繰り返しながら、自らの心を律し、勇気を持って決断しなければ、何事も成し遂げることは出来ません。

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