ちこういん

報恩

報恩謝徳(ほうおんしゃとく)
 
よく「御会式に参詣しない者は日蓮信徒ではない!」

「1年365日、寺院に参詣してもお会式に参詣しなければ何にもならない」 

などと、言われるほど日蓮聖人の信徒にとって大切な行事が御会式です。
 





御会式は、聖人の御命日弘安5年(1282年)10月13日頃を中心に行われる法要です。
 
特に東京都の池上本門寺は最大級の御会式で、夜通し行われます。




供養の行事といっても堅苦しいものではなく、出店や太鼓、笛、纏が出たりするので、どんちゃん騒ぎをする行事です。

特に盛り上がるのは、1012日夜7時頃から万灯(まんどう)練供養です。




池上駅から池上本門寺までの約2km間、100を超える講中が各地から、万灯と呼ばれる燈籠提灯を振りかざし、お囃子にあわせて練り歩きます。
 
 
冒頭の「報恩謝徳」ですが、
恩に報いることや、恩返し、恩徳に感謝することを意味する言葉です。
 
仏法では、
私たちが縁する一切のものに対して恩をしり、
恩を報(ほう)ずべきことを説いています。
 
 
私たちは「自己のものさし」を頼りとして、「こうありたい」「こうなるべきだ」という、のぞみのとおりになることが幸せであると思っています。
 
 
しかし、その「自己のものさし」によって、私たちはいのちの価値を自ら決めつけ、その価値に縛られ一喜一憂し、ときに争い、ときに人生の意味を見失い、いただいた大切ないのちを空しくすごしてしまうことがあります。
 
 
日蓮聖人は、人生の本当の依り所は、自己のものさしではなく、お釈迦さまの教えに触れ、自らの中にある仏心をあきらかにすることを教えてくださいました。
 
迷い、孤独、不安、絶望から、自己の仏心に気付き、自分を信じ、いのちあることを喜び、また互いにいのちを喜び合う生き方。
 
聖人によって生きる喜びを見出し、人生を蘇らせた人たちが、聖人の御苦労と御恩に報いずにはおられないという気持ちから、皆で集い、聖人の徳を讃嘆する場が御会式です。
 
そして一年で最も大切な行事として、全国各地で今日まで勤められてきました。
 
昨夜は池上にお参りしてきましたが、智弘院の御会式は11月の1718日です。
初めての方や、お一人でも、ご友人、ご家族とご一緒でも、どなたでもお参りいただけます。
 

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