ちこういん

赤ちゃん

赤ちゃんは不完全で完全?




 
赤子は小さい。

体のつくりも脆く、自由に動くこともできません。
自分の気持ちを言葉にして伝えることもできません。

 

ですが、大人以上の存在感がありますよね。
赤子を連れて歩けば、他人から声をかけられる。
ただそこにいるだけで、

ただニコッと笑みを浮かべるだけで、
周りの人間の感情を動かす力があります。

だれも、見て見ぬフリができない。
圧倒的な存在感を秘めています。
 

しかも、1日中泣いていても声が嗄れません。
その泣き声には、周りの大人たちを動かす力があります。
守られるべき弱い存在でありながら、実は誰よりも強い。

 
 
老子という人は、そんな赤子の姿に、
「理想の在り方」を見ていたようです。


「含徳之厚、比於い赤子」
(含徳の厚きは、赤子に比す)

深い徳を秘めた人は、まるで赤ん坊のようである。
 
 

私利私欲にとらわれず、邪心なく自然体で、
常に変わらぬエネルギーに満ちている。

赤子には、虚栄心もありませんし、知ったかぶりをすることもない。
ただ自然の理に従って「生かされている」存在。

 

世間のつまらない常識にとらわれ、
人との比較で自分の人生を嘆いていては、

人生を楽しむことはできません。
 
 

人の上に立つことばかり考えるのではなく、
赤ん坊のように、無心で柔らかな存在に近づいてみる。

 

あえて「弱者」と呼ばれる立場に身を置いてこそ、
初めて見えてくることもあります。

 
迷った時は、

赤子をじっくり観察して見ると良いでしょう。

心の在り方、柔軟性。
人生を楽しむためのヒントが見えてきます。

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