ちこういん

『たなごころ』
 
『手のひら』という意味で、漢字にすれば『掌』です。
『たなごころ』日本の美しい言葉です。
 
握れば拳 

開けば掌

同じひとつのものでも、その人の思いにより変わります。
人の手は
憎ければ、握りしめたコブシになり、
いとしく思えば、人を撫でる手の平になります。


右手の『たなごころ』

左手の『たなごころ』
合わせると、『合掌』です。
 
右手と左手
右手が箸を持てば左手はお茶碗。
右手がペンを持てば左手は紙を押さえ
違いがあり、役割もそれぞれですが
 
右と左は
私と相手であり、私と仏様。

仏様と自分とが一つになることを表しています。

手を合わせ食事をいただくと
食材の命と自分の命が一つになります。
 
この世に生きるもの全ては
同じ命を持って生まれて来ています。
 
そこになんの差別も隔たりもなく、争いもない。
その同じ命が、皆自分と一つになる。
それが合掌の心なのです。
 



お寺に行けば、仏像の多くは合掌しています。
私たちが合掌している姿を、仏様も拝んでいます。
 
仏教とは、
生かされている「いのち」に手を合わせ

相手の中に仏様を見出す。

私たちが仏様を拝むとともに、
それよりずっと遠い昔から、
私たちのことを仏様が拝んでくれているのです。
 
いのちに合掌しましょう。
未来は私たちの手の中にあります。
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