ちこういん

仏教の四諦

四聖諦(ししょうたい)。または四諦。
仏教の教えが集約されたものです。
 

 

苦(く)
集(しゅう)
滅(めつ)
道(どう)

 
 仏教の目的「心を浄める」為の「方法」と「仕組み」。
教えと実践の説明です。
 
心を浄める、言い換えると「煩悩を無くしていく」ということです。
 
お釈迦さまは、心が汚れていく仕組みと、心が浄まっていく仕組みを四聖諦の中で説いています。
  
最初の「苦と集」
苦しみ(結果)がある、それには原因(集)があるということです。
 
当たり前のことですが、「原因と結果」という因果関係です。
苦悩を引き起こす原因を「執着」「無明(むみょう)」であるという真理を説いています。
 
次に「滅と道」
 
道(原因)と滅(結果)の救いの因果関係からの実践です。
苦を滅することができるのは、八正道を実践することであると、救いの「方法」が説かれています。
言い換えますと、八正道の実践が、心が浄まることです。
 
この因果関係を「縁起(えんぎ)」といいます。
縁起は、因縁(いんねん)ともいいます。
 
縁起は、森羅万象の存在原理でもありますが、縁起の形式を「十二因縁」があります。
 
その縁起の中に
受(じゅ)渇愛(かつあい)執着(しゅうちゃく)
があります。
 
眼や鼻、舌などの感覚器官は、「快」「不快」「中性」の3つの感覚を「受」け、
その反応に対して「好き」「嫌い」「無関心」といった渇愛(感情)を生じます。
 
「受」の作用が起き、連鎖して自動的に、渇愛を生じて、貧・瞋・痴(とんじんち)の執着となっていき、煩悩の発生になります。
 
これが煩悩を生起させる一連の連鎖反応、「縁起」というわけです。
因果の関係です。
 
しかし仏教では、「気付き」を養うことで、この連鎖反応を引き起こさないようにし、その後の渇愛を生じさせないことが可能だと説きます。
 
 


また、実践には「八正道」があります。
 
【戒】普段の生活における「行為」「言葉」「心のあり方」を浄めていく実践です。
 
【定】サマーディ、サマタ、禅、ジャーナ、止、といい、禅定を意味します。深い瞑想を得る修行です。
 
【慧】サティ、念、気付き、観、ヴィパッサナ、智慧を獲得する瞑想になります。
 
八正道は、
戒(かい)・定(じょう)・慧(え)
の三学(さんがく)に分けられます。
 
気付きを保つこができなくても、一日に少しの間、意識して気付きを保つようにすれば、安心が得られるでしょう。
 
四諦八正道は、仏教の基本です。
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