ちこういん

過ちを見るなかれ

(ひと)の過ちを見るなかれ
他の作()さざるを責()むるなかれ
おのが何をいかになせしかと
自らに問うべし
法句経
 
他人の過ちを見て
責めることがあります
その他を責める目を自分に向けてみよ
ということです



京成バラ園

 
薔薇園があります
綺麗な花がいっぱい咲いています
薔薇の花は美しいです
 
その陰には恐ろしい刺があります
けれども、美しい花を咲かせます
 
 
外見は鈍(どん)であっても
人間の底には素晴らしいもう一つの心がある
仏教では、それを「仏の心」とか、「仏のいのち」と言います
 
それは
人間を人間たらしめるもの
花を花たらしめるもの
そのものをそのものたらしめる根元的な【いのち】
それを仏の心とか、仏のいのちと言います
 
「私の中の私」
「自分の中のもう一人の自分」
と言ってもいいでしょう
 
その自分を「未見の我」とも言います
いまだ遇ったことのない自分です
 
未見の我に巡り会う
ということが最高の出会いかもしれません
 
 
冒頭は「法句経」の言葉
 
決して非難をしてはいけない
悪いことばかり見てはいけない
隠れたその人の中を見つけていこう
もう一歩深めますと
そういう人の中に本当の人間性を見ていこう
その目は同時に自分自身を見る目にもなる
ということです
 
幕末の吉田松陰は
「未だ、見たことのなかった自分を目指しなさい
心は熱く、一生に一度くらい、本気でやってみなさい

必ず達成します。運命を造りなさい」と言っています

 
 
未見の我を信じ
未見の我を発見し

未見の我と出会う

その喜びをどれほど重ねているかが

「天職」を見出している人と
そうでない人の違いになるのかもしれません
 
為すべきことを為す
前を向いて歩くことが大事ですね
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