ちこういん

アダルトチルドレンの何がいけないのですか?

アダルトチルドレンの問題
 
一般的な家庭においては、親は子供に対して
「無償の(見返りを求めない)愛」を持って接します。
「かわいいわが子のためなら」と見返りなどなくても毎日ごはんを作り、
学校に行かせ、遊びに行って楽しい思い出を作ります。
 
そんな環境の中、子供は安心して伸び伸びと育つことができます。
いつでも親は愛してくれることで子供は自尊心を持ち、親に理解されることで自分の考えや意見などを主張できるようになります。
 
自分ひとりでは生きていけない非力な子供にとって、「親」や「家庭」の存在は非常に大きいものです。親がいなければ未熟な子供は一人では生きていけず、子供にとっての親は絶対的な存在なのです。
 
機能不全家庭とは

親は子供に対して「条件付きの愛」を持って接したり、最悪の場合は親からの「愛」が無かったりするのです。
それどころか親の意向に沿わなければ虐待・暴力が行われることもあります。
大人に力で敵わない子供は、親に従う他なく「親に愛されるためにはどうすればいいだろうか」と考えざるを得ません。
親に愛されなければ生きていけないわけですから、親の愛を受けるため、親に嫌われないため、子供は必死になります。
 
機能不全家庭では、愛は無償ではなく、有償なのです。
 
子供は、親に気に入られるように振る舞い、親の怒りに触れないように過ごすようになります。
子供は、自分の欲求を無理矢理抑えます。他者(親)中心の世界で生きています。そこに自分はありません。自分ひとりで生きていく力のない子供は、自分を消して親に合わせるしかありません。これでは自分に価値など感じられず、自分の考えなど持てなくなっていきます。
子供の頃から、このような状態が続けば、大人になってからもこの習慣は続いていきます。すると、
 

・自分の感情が分からない
・自分の意見がない
・常に虚しさを感じてしまう
・自分には価値がないと思ってしまう。自分が嫌い
・完璧を求めすぎて苦しむ
・相手との距離感がうまく取れない

(すぐに依存したり、なかなか友達になれなかったり)
・常に相手の顔色をうかがってしまう
・損得で人を判断してしまう
・人に自分のことをさらけ出せない
・幸せだと罪悪感に陥ります
・寂しさを埋めるため、何かに依存しやすい

 
など様々な弊害が出てしまうのです。
この状態そのものも問題ですが、精神的に無理をし続けている状態のため、次にうつ病パニック障害パーソナリティ障害対人恐怖症などにも進んでしまう可能性があり、大きな問題となります。
 
次回は、治していく為の方法を考えます。
 
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