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アダルトチルドレンとは何か

私たちは子供時代、家庭を通して生きていくために
必要な多くのことを学びます。

親から守られることで安心を感じ、安定したこころが作られます。
親から無償の愛を受け、人の温かみや優しさを知ります。
時には厳しく教育してもらうことで、ものごとの善悪について学びます。
また時期が来ればだんだんと親に頼ってばかりではなく、
自立することが求められ、そのおかげで自分の意志を持ち
成長することができます。

家庭は、子供に様々なものを与えてくれるのです。

1.アダルトチルドレンとは何か
機能不全家庭正常な機能を果たしていない家庭)で育ったことにより、
成人してからもこころに傷を抱えている人のことを指します。

機能不全家庭となる確率が高い例
・親が虐待をしている家庭
・アルコール依存症の親がいる家庭
・夫婦仲が険悪などの家庭問題を持つ家庭
・過保護・過干渉な家庭

など、本来の家庭の役割を果たしていないと、子供は守られず、
愛情も不足して、十分な教育を受けないまま成長してしまいます。

その結果、成人してからも人や社会に上手く馴染めず、
幼少期の心的外傷に苦しみ続けることになります。

直訳すると「大人子供」となりますが、
「身体は大人だけど中身は子供である未熟な人間」
という意味ではなく、
子供時代に機能不全家庭で育ち、
正常な成長過程を踏むことができなかったために、
成人してからもこころの傷を抱えている方を
アダルトチルドレンと呼ぶのです。 病名ではありません。

アダルトチルドレンのタイプ

Ⅰ.優秀なヒーロータイプ

優秀ないい子になることで、
親から評価されようとがんばってきたタイプです。
「良い結果を出せば褒められる」
「悪い結果を出せばけなされる」
という条件付きの愛を与える家庭で多いタイプです。

一生懸命勉強し、成績は優秀です。
しかし、自分自身の気持ちから頑張ったのではなく、
「親から認められるため」
「家庭が穏やかになるため」
に頑張っている点が問題です。
「頑張ることを辞めたら私は見捨てられる」
という恐れを常にかかえています。

また「結果が良ければそれでいい」という考えになりやすく、
人間としての温かみが十分に育まれません。

「優秀でない人に価値はない」
と損得で人と付き合うようになったりもしてしまいます。

また完璧にやろうとしすぎるため、
身体が壊れても頑張り続けるなどの問題があります。

Ⅱ.問題児タイプ

優等生タイプとは逆に、トラブルを起こすことで自分の存在を主張します。
また、自分が悪者になることで、家庭の問題を
自分ひとりで抱え込もうとしている一面もあります。

自分なんて価値がない、どうせ自分なんて必要とされていない、
という思いから不良になったりして問題を起こし続けることもあります。
その背景には「寂しい」「自分を分かってほしい」
という気持ちがあります。

人に対して暴力的になったり、あるいは過度に依存しすぎたりと、
大人になってからも人間関係をうまく構築できなくなってしまいます。

Ⅲ.目立たないタイプ

目立たず、息をひそめていることで、家庭を刺激せずに過ごすタイプです。
おとなしく手がかからない子だと判断され放置されてしまうことが多く、
「自分は必要ない人間だ」と孤独感を強くなっていきます。

Ⅳ.ピエロタイプ

おどけたり、わざとヘマをしたりして、
家庭の緊張を和らげようとするタイプです。

一見ムードメーカーにも見えますが、過度に空気を読みすぎたり、
自分を卑下しすぎたりする傾向があります。

また、つらくても悲しくても、家庭のためにピエロに徹した結果、
自分の本当の感情が分からなくなってしまうこともあります。

Ⅴ.世話焼きのタイプ

親や兄弟の面倒を一生懸命見ることで、
家庭に問題が起きないように頑張ってきたタイプです。

献身的に見えますが、他者の世話をすることが全てになってしまい、
自分主張がなくなり、自分は人生で何をしたいのかが、
よく分からなくなってしまいます。

次回は何が問題なのかをご紹介します。
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