ちこういん

重陽

9月9日
 
今日は重陽の節句
お酒に菊を浮かべていただくのが楽しみです
 
さて、節句は多くが中国から伝わった「陰陽思想」
世の中の全てのものは「陰」と「陽」に分かれている
という考え方から始まっています
 
陰陽思想では、奇数は縁起のよい陽の数字
偶数は縁起の悪い陰の数字として捉えられ
陽の極数(最も大きいもの)は9となります
 
陽の気が最も強い数字の92つ重なる99
これを重陽の節句と定めたのです
 
厄払い
古来より薬草として用いられていた菊を使って
不老長寿や繁栄を願っていたとされています
 
 
今日は当寺の七面祭です
 

当寺の七面大明神像
 
甲斐の国身延山にて日蓮聖人が法華経を読経していると、
いつも花と水を捧げる里女がいるので名を尋ねると
「成仏を願う一心から通っているのです」
と答えます
 
聖人は女人の罪業を説き
法華経を聴けば全ての者が成仏できる話や
「法華経提婆達多品」龍女成仏の話を語ると女は喜び
実は自分はこの七面の池に住む蛇身であると明かし
三熱の苦しみを助けてもらった御礼に
本当の姿を見せましょうと言うと
突然雷鳴風雨になり姿を消します
やがて恐ろしい姿の大蛇が現れ
日蓮聖人の高座をぐるぐると巻きつきますが
聖人が読経を始めると大蛇はたちまち天女の姿となって
神楽を舞い、身延山の鎮守となり虚空に上がっていきます
 
 


葛飾北斎画
 
七面大明神(七面天女)は
法華経を信仰する人々の守護神として信仰されています
 
そのお姿は
右に施無畏の鍵を
左には如意珠の玉を持ち
身延山久遠寺の裏鬼門にあたる七面山山頂に祀られています
 
身延に古くから伝わる身延鑑には、七面山の名の由来について


『此の山八方に門あり、

鬼門を閉じて聞信戒定進捨懺に表示、
七面を開き、七難を払い、
七福を授け給う七不思議の神の住ませ給うゆえに
七面と名付け侍るとなり。』


とあり、また七面大明神のもとのお姿は『安芸の国厳島弁財天』と記されています

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