ちこういん

蝉の一生

春秋を知らず
荘子
 

蛄」(けいこ)とは「蝉」
意味は

蝉は、春や秋という季節を知らないということ
 
 
ひと夏を精一杯生きているセミは
春と秋を知らない
夏だけを知っているのではなく
実は、夏も知らない
 

セミは夏を生きているということを知らないと教えています


私たちが「すべて」と思っている「この世」も

セミの生きている「夏」と
そう変わりがないように思えます

前後の季節、春と秋を知って

初めて夏がわかるように


私たちも生まれる前(春)や

死んだ後(秋)のことを知って

初めて「この世」がわかります


私たちは、何のために生きているのでしょうか?

この世で生まれて

この世で生き

この世で死んでいく人間にとっては
この世がすべてです

 
海外に出て日本の良さが分かったという人がいます
また、外国を知り比較することで
日本の欠点がよく見えるということもあるでしょう



「自分のことは自分が一番よく知っている」
などと言いますが、はたして…
 
仏教は自己を知ること
知るための鏡が
「お経」の中身である、教えです
 

信仰に生きる私にとっては

 
私は私として生まれる前
何度も何度も生まれては死んで
を繰り返してきました
 
そして、私は私として生まれ

仏様と出会うための人生であったと気づきます

 
何のために生きていますか?
何のために死んでいきますか?


の問いに


仏様になるために生まれてきました
仏様になるために死んでいきます


と私は答えます

 
皆さんはいかがでしょうか?
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