ちこういん

春を尋ねて

2月27日 おはようございます。

ご訪問有難うございます。

春は枝頭にあって、己に十分
はるは しとうにあって すでにじゅうぶん
 

もうすぐ桃の節句ですね。
おとなのお姫様たちに春のうたを紹介します。

 

尽日春を尋ねて 春を見ず
杖藜踏み破る 幾重の雲

帰来 試みに梅梢を把って見れば
春は枝頭にあって 已に十分
 

じんじつはるをたずねて はるをみず
じょうれいふみやぶる いくちょうのくも
きらい こころみにばいしょうをとってみれば
はるはしとうにあって すでにじゅうぶん


中国の古詩、戴益作として伝えられています。

 
ある早春の一日、春の趣きを求めて一日中杖を突きながら幾つもの山を歩きまわったけれど、ついに見つけることが出来なかった。
脚をひきずりながら我が家に帰り、ふと門前を見ると、梅の花が良い香を放って咲いている。なんだ、春はここにあったのか。





 
春を尋ねて、春を見ず
 
大切なものを探し求めても、見つからないことがあります。
 
「自分探し」という言葉も聞きます。
 
現実は、疑問と不満に満ちています。
ほんとうの自分はなんだろう。

しあわせは、どこにあるのだろう・・・。

しかし、いずれにしても、いまのこの自分をぬきにして、

「自分探し」をすることは出来ないでしょう。


なにが自分を幸福にし、豊かにするのか。

という問題に、この詩はこたえています。

「自分の心構え如何」と教えているのです。
 
 

仏教に「少欲知足」といい、
老子に「足るを知る者は富む」とあります。

 
欲が多く、常に不満の多い人にはならず、
感謝の日々を過ごしましょう。
そこに幸福があります。
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