ちこういん

11月27日 おはようございます。
 
ご訪問有難うございます。
 

オオカミの話。
 



アメリカのアイダホ・モンタナ・ワイオミングの3州にまたがる世界最古の国立公園「イエローストーン国立公園」は、世界でも有数の生態系が維持されている場として保護されています。
 
元々イエローストーン国立公園内にはオオカミが生息していましたが、1926年を境に公園内からその姿が消え、一度絶滅が確認されます。
 
その影響か自然環境にも大きな変化が及んでいたようです。
それは、オオカミが補食していたワピチというアメリカアカシカが激増したこと。
 
増えた鹿たちは公園内の草木を食べつくしてしまい、生態系バランスは崩れました。人間は、元ある自然を取り戻すための策としてオオカミの群れを公園内へと放つことにしました。



 
1995年、公園内にオオカミが再導入されると、鹿の個体数が安定し始めます。しかも、その影響は動物だけに留まらなかったのです。


追われる存在となった鹿たちは、行動パターンを変えました。すると、自然環境にも変化が訪れ、草木が鹿たちに食べられることなく成長できるようになり、結果として森が生まれた。


森には鳥類が住むようになり、木が増えたことにより川にビーバーが住むようになります。ビーバーが川を整備すると、魚や両生動物など多くの動物が住むようになりました。

草木が増え、土壌浸食は抑制され、川が蛇行しなくなり、緩やかに流れるようになりました。その影響で川には野生動物が好む浅瀬がたくさん形成され、生息しやすい環境が整います。


そうしてオオカミを放ってから約20年が経ち、イエローストーン国立公園の自然環境や生態系は多様性を取り戻していったのです。

 
日本でも、神の使いとされてきました。
 


狛犬ならぬ狛狼。
三峯神社の狛犬は全てオオカミ(山犬)です。
 
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