ちこういん

トイレ

10月31日 おはようございます。
 
ご訪問有難うございます。
 
トイレ

神様は色々な所におられます。
山には山の神、海には海の神、そして、家には家の神。
お手洗いにも神様がおられます。

ヒットした歌の歌詞の一節に、
「トイレにはそれはそれはきれいな女神様がいるんやで。だから毎日キレイにしていたら女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで」とありました。
 
そのトイレの神様の名を仏教では烏枢沙摩明王(うすさまみようおう)と呼びます。

                  高岡市 瑞龍寺

現在日本では水洗化が進み、「トイレは不浄な所」とのイメージが薄らぎつつありますが、ひと昔前はトイレというより、便所と呼ばれる方が多く「ご不浄」とも言われ、絶対に必要な所でありながら「陰」の最たる場所でした。
 
そこを守るこの神様は体から炎が出ていて、その炎で不浄を焼き払うということです。

元々、
人間界と仏の世界を隔てる天界の「火生三昧」(かしょうざんまい)と呼ばれる炎の世界に住んでいて、人間界の煩悩が仏の世界へ波及しないよう聖なる炎によって煩悩や欲望を焼き尽くしています。

その反面、明王という立場から、仏の教えを素直に信じない民衆を何としても救わんと、慈悲の怒りを以て人々を目覚めさせようとしています。

神様方の中では、最もきれい好きな神様だそうです。

ここで少し見方を変えれば、
そんなにもきれい好きな神様がなぜ最も不浄な場所を守る神様になったのでしょう。神様だって辛いことではないでしょうか?
 
それは神様も常に修行をしておられるということです。
そのことを自ら身を以て私達に教えて下さっています。
 
普段私達が思いがちなのは、神仏は完全無欠で既に完成された方々であり、私達の上にいて、そこから私達を守り引っ張り挙げようとして下さっているのだと。
 
でも本当は、「最も辛い修行」を、それも片時も休まずに行い続けて下さっているのです。そこが神仏の尊いところなのです。
 
心のべっぴんさんになるヒントが、ここにあります。
 
心のキレイな人に、私たちもなりましょうよ!
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