ちこういん

常楽我浄

74日おはようございます。
 
朝の一言
佛法は自佗宗異なると雖も、
翫ぶ本意は道俗貴賤共に、
離苦得楽現當二世の為なり。
日蓮聖人
 
ぶっぽうはじたしゅうことなるといえども
もてあそぶほんいはどうぞくきせんともに
りくとくらくげんとうにせのためなり
 
仏教の宗派はいろいろあります。
けれど、その求め希うところの根本は、
僧侶であっても俗人であっても、
高貴な人であっても卑賤な人であっても、
現世の苦を離れて安楽を得ること、
それが来世にも続くようにすること、それ以外にはないでしょう。
 
四徳波羅蜜(しとくはらみつ)
 
仏法は、とありますけれども、他の宗教でも同様でしょうし、
宗教というよりも、人類の文化の全てが、
同じ目的であるといっても過言ではないでしょう。
 
では、
私たちの苦とするところは何であり、
楽とするところは何でしょうか。
 
それは、誰でも承知しているようで、
いざ説明しようとすると、意外に難しい問題です。
 
人によって違うようでもあり、
万人に共通しているようでもあります。
 
誰もが無意識のうちに楽を求めて苦を避けていることは間違いありません。
 
求めるものが与えられるのが楽、
求めるものが得られないのが苦。
 
四苦八苦の一つに求不得苦(求めて得られない苦)があります。
全ての苦はこれに収斂するといえるかもしれません。
 
人の求めているものは、煎じ詰めると、
 
常楽我浄
 
すなわち、
死なない生命
安楽な生活
自主自由
清浄で安穏な世界
 
この四つ(四徳波羅蜜)になるとするのが仏教の考え方です。
 
死にたくない、
苦労はしたくない、
勝手気儘にしたい、
汚れた危険なところにいたくない。
 
人間は、誰にも教わらなくとも、
自然にそういう希望を持つように生まれついています。
 
この四つの願いは、
個人の立場ではなく、社会全体の問題であり、
人類が和して叶えられ現実のものになることを、
仏教は教えているのです。

和を以て貴しとなす
日本人は、その事をはじめから知っているはずです。
 
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