ちこういん

カップル

 628日おはようございます。
 
朝の一言

比翼と申す鳥は、身は一にて頭二あり。
二の口より入る物、一身を養う。
比目と申す魚は、一目ずつある故に一生が間、はなるる事なし。
夫と妻とは是の如し。

日蓮聖人
 
「夫婦の絆は二世」とよく言われますが、

今の世で、たまたま夫婦になったのではなく、
過去世、あるいは来世に続く縁で結ばれています。

 


比翼の鳥、というのは、雄の左半身と雌の右半身が合わさって、
やっと一匹の鳥になっているという鳥。
夫婦協力して息を合わせて羽ばたかないと空を飛べません。

まさに、一心同体。
夫と妻もこの通りあるべきものと教えています。

 
天に在りては願わくは比翼の鳥とならん
地に在りては願わくは連理の枝にならん
中国唐代の詩人白居易(=白楽天、772846年)
長編叙事詩「長恨歌」の中の有名な一節です。
安碌山の乱が起きて都落ちすることになった玄宗皇帝が、
最愛の楊貴妃に語ったと詠われているものです。

比翼の鳥も連理の枝も、ラブラブカップルのことを意味します。
生まれ変わっても、ずっと、二人、一緒だよ。
という感じになります。


「連理の枝」

昔の中国、宋の国の大臣・韓凭(かんひょう)と夫人の何氏は仲睦まじい夫婦でありました。

ところが、酒色に溺れ非道であった宋の国王・康王は、何氏の美貌が気に入り、韓凭を監禁してしまいます。

何氏は密かに夫に手紙を書き、

「雨が降り続き、川の水かさが深くなっています。出かける時は気をつけてください」と記します。
 
ところが、この手紙は康王の手中に落ち、夫の元には届きません。
実は、これは何氏の絶命詩で、
「出かける時は気をつけてください」
は、自ら命を絶つ覚悟を表していたのです。
 

それから何氏は、康王に付き添って出かけた際に高台から飛び降りて自殺します。一方、夫の韓凭も間もなく愛する妻のために命を絶ちました。

康王は激怒し、この二人を同じお墓には入れず、わざとすぐそばに別々に埋葬しました。

 
お互いが、すぐそばにいるにもかかわらず、いつまでも一緒になれない辛さを味わわせるためでありました。
 
ところが、なんと数日後には二つのお墓から木が生え、
枝と葉が抱き合うように絡み合い、
根もつながってからみつきました。
そして、その木の上ではつがいの鳥が何とも物悲しい声でさえずりあっていたというのです。
まさに、死をもってしても二人を分かつことはできなかったわけです。

天だろうが地だろうが、どこにあっても、私たち二人は、共にあろう、という絆の深さ。
 

以前、こんなことを聞きました。
テレビ業界、ドラマを作ろうとしても、今の時代は携帯があるから「すれ違い」が描けない。
男女のすれ違いこそ、盛り上がるところなのだそうです。
便利になると、恋愛ドラマが作れないんですね。
スポンサーサイト



ちこういん
Posted byちこういん

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply