ちこういん

陰徳陽報

524日 おはようございます。
 
朝の一言

陰徳あれば陽報あり
               日蓮聖人




 
陰徳(いんとく)・世間に知られない善行。隠れた徳。

陽報(ようほう)・ 目に見える具体的な結果、善報。
 

つまり人知れず善行を行なえば、
必ず善き報いを受けることができること。
 
 
もともと中国における畏天の思想で、淮南子(えなんじ)の人間訓には
「夫()れ陰徳ある者は必ず陽報あり、陰行ある者は必ず昭名(しょうめい)あり」とあり、仏教で説く因果応報と同じことから、この言葉を引かれています。
 
この言葉は本来、倫理道徳的なものとして、「徳」がそのまま「報」に結びつくであろうと教え、徳を積むことを強調しています。



仏教の視点からみれば、倫理道徳でもなければ、陰徳を陽報とするのは、何か他の力がするのでもありません。
 

因果は時。
時間の経過があるわけではなく、
陰徳を積んだ瞬間に陽報は生まれています。
 
善の行為を行なっていくならば、たとえ人の目に見えるものであれ、見えないところのものであれ、その瞬間、その人自身のいのちを輝かせていくわけです。
 
 
この「心」と「生き方」は、
花と果が同時にある不思議な花、蓮華に譬えられています。
 
 
やりたいからやる。
人の評価やお礼、ご褒美に振り回されないといいですね。
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Posted byちこういん

Comments 2

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39819  

No title

はじめまして。

偶然にも貴方の記事
を拝見いたしました。

私の方は日蓮宗の
家系なのですが

善行をすれば必ず
良い結果になるとは
言えず

努力が報われず
徒労に終わって
しまったり

ズルをした奴が
努力せずに漁夫の利
を得たりするので

世界は極めて不公平
・不平等にできて
いると考えます。

2016/05/24 (Tue) 08:20

智弘院  

No title

> 39819さん
コメント有難うございます。

世の中は不公平、不平等です。
その中で、くさらずに、素直で綺麗な心を持ち続けられたら幸せです。

すぐに結果が欲しいのが私たちですが。
また、損得で考えてしまうのも私たち。
その心を変えていくのが仏教であり、信仰であり、学びです。

家が宗教に代々入っていることと、教えを自分の生き方に活かすことは違います。

疑問の答えをお釈迦さまが出していても、自分の心が納得できないかもしれませんね。
その心が、ねたみ、嫉妬、楽をしたいという煩悩かもしれません。
でも、因果応報も信じることが出来たら。

生まれる前も、死んだ後もあると。
神仏は常に見ていると。
そして、時に自分を試しているのだと。

蓮華の教えは、キレイな花を咲かせる教えです。

2016/05/24 (Tue) 08:50

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