ちこういん

喜んで捨てること?

喜んで捨てるもの
   
喜捨(きしゃ)
喜んで捨てる?
 



お寺の本堂の前に置いてある、お賽銭箱の表などに書いてあります。
この言葉、お賽銭やお布施のことです。 
 
 
そもそも、お賽銭(おさいせん)というのは
神社仏閣に、もともとはお米が供えられていました。
お米が収穫出来て、ありがとうございますの感謝のためだったんです。
 
 
お金が世の中に流通しはじめた時代に、同時にお参りで少しずつお金がお供えされるようになってきたんです。
そして、お賽銭箱が置かれるようになったのは江戸時代くらいからと言われています。
 
 
ずばり!お賽銭をお供えする理由とは
神様仏様に願いが叶ったお礼として、感謝の気持ちでお供えするものなんです。
お願いを聞いてもらうためのお金ではないんですよ。
「ご縁がありますように」の5円で語呂合わせでもないですし。
 
 
お米が今年も収穫出来た。
野菜や果実が無事実った。
魚が大漁で、無事帰ってこれた。
つまり、いま生活していることに、良いことがあったことに、神仏への感謝をするためにお参りするんですね。
 
ところで、 
時代も進んでます。



賽銭箱じゃない!賽銭端末?
ついにお賽銭もカードで奉納する時代になりました!
 


東京都港区の愛宕神社(あたごじんじゃ)。

手順は簡単ですね。
1
 任意の金額を端末で指定
2
 カードまたは携帯端末等をタッチ

これなら1円単位で設定できるので、縁起の良い数字とか、記念日、誕生日でもいけそうですね!


 
でも、気持ちを込めるのは難しいかも。
実感が持てるのかな?
 
 
さて、冒頭の喜捨の意味とは?

何を捨てるのかと言うと・・・
「欲を捨てる」という教えです。
 
例えば初詣など「今年は一万円お賽銭したから、きっとよいことがあるだろう」と思ってお詣りをする方がいるかもしれませんが、当然、金額が多いから良い、少ないからダメと言うことではありません。
 
お金は私達が生活する上で、尊く大事なものです。
この大事な「お金や物」を、すべて自分だけの為に使うのではなく「欲しい欲しいと思う欲の気持ち」を少し我慢して、仏さまや人さまに施して役立たせていただく。
これが、「喜捨・お布施」のこころです。
ボランティアや義援金も同じ、その気持ちは尊いものです。
 
これを「徳を積む」と言います。
この「徳を積む」行いや気持ちが、自分自身の「心を育み」「徳」となり、「人柄」となります。
 
お賽銭、せっかく尊い喜捨をなさるなら、心を育むお気持ちでなさってくださいね。
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