ちこういん

自分の身体を大切にすることが親孝行の第一歩

スティーブ・ジョブズ氏の言葉
「知ってると思いますが、私たちは自分たちの食べる食べ物のほとんどを作ってはいません。
私たちは他人の作った服を着て、他人のつくった言葉をしゃべり、他人が創造した数学を使っています。
何が言いたいかというと、私たちは常に何かを受け取っているということです。
そしてその人間の経験と知識の泉に何かをお返しができるようなものを作るのは、すばらしい気分です。」
仏教徒でもあったアップル創立者の言葉です。
 
感謝と恩返しの心がここにありますね。



でも、この便利なスマホが、スマホ依存にもなって心身の不調の原因にも。
バランスが問題ですね。
 
先日は、アインシュタインの100年前の予言の通りに、重力波が観測されたことなど、いったい目に見えぬものが、自然や人体にどれほどの影響を刻々と及ぼしているのか。この世の中は、解からない事だらけですね。いろいろなものが、物質をすり抜けていくのですから。
不思議な宇宙の成り立ちの研究が進んでいます。
 
でも、私としては、あまりうれしいことではありません。
研究が進み、科学技術も発展する。衛星もどんどん打ち上げられ、核開発も進み、各国がしのぎを削る現代社会。


         宇宙ゴミ

地球の周りも、地面の中も、「ゴミ」だらけ。
永遠になくならないゴミの中で生活している私たちです。
時よりゴミ屋敷のニュースがテレビでやっていますが、同じでしょ!
 

     原発

それでも、大宇宙と大自然の中で私たちは生きています。
 
世の中が便利になることと、煩悩が無くなること(幸せ)は、案外正反対かもしれませんよ。便利や楽を求める心、依存してしまう心にを向けないとね。

簡単にいうなら、自分が動かず、人にさせようとする気持ち。
これでは、心が成長しませんし、幸せになれません。
 
支配・管理の思想
西洋、ことにキリスト教圏の考え方は聖書をもとにしていますから、自然と人間は対立するものとして捉え、自然を支配する思想です。
そこから、科学技術が発展していきます。
一神教ですから初めから聖書という答えがあります。
 
仏教でいう「さとり」と違って、「お告げ」「啓示」が答えです。
 
その通りにしなければいけないのですから、私のような仏教徒からみると、少々乱暴なように思えます。怖いかな。
 
 
「支配・管理されるべき」という思想は、人間中心主義になりますから、自然も動物も、時に、人とみなされない存在(人)も対象になります。
人間扱いされなかった歴史があることが、先日も、議員さんがアメリカ大統領のことを「奴隷」という言葉を使って、報道がそこだけ使うから問題になっていましたね。報道の仕方も悪意がありますし、世界人類の歴史の闇も、恐ろしく悲しいものです。
 
共生
人類の歴史は、ギリシャ神話やエジプト文明、世界中の太古の遺跡にみる人々の生活に見られるように、大自然と神々と共にありました。


 
しかし、今では日本人という原住民だけがわずかに残っているだけかもしれませんよ。日々、少数民族や部族、言語、文化は地球上から絶滅していますから。
 
歴史の中で駆逐されず、滅びずに、文明と八百万の神と共存しているのは、本当に有難いこと。只々、先人に感謝です。


     出雲の神在月

今の私たちは、いつの間にか自然というと、自分の身体の外にあるものと考えていませんか?
 
実は最も身近な自然とは、自分の身体そのものです。
そして、自分の身体は父母、先祖と同じなのです。
 
江戸時代の思想家、貝原益軒の言葉です。
 


「人の身は父母を本とし天地を初とす。
天地父母のめぐみをうけて生まれ、
又養はれたるわが身なれば、わが私の物にあらず。
天地のみたまもの(御賜物)、父母の残せる身なれば、
つつしんでよく養ひて、そこなひやぶらず、天年を長くたもつべし。
是天地父母につかへ奉る孝の本也。身を失ひては、仕ふべきやうなし」
(『養生訓』巻第一・総論上)
 
(訳)
「人の体は父母を本として生まれ、
生命の起源は天地大自然という大父母にある。
自分の体は、親である父母によって生み育てられ、
また大親である天地大自然の恵みを受けて養われたもの。
自分の体のようであって、自分の私物ではない。
天地大自然から賜った物。また父母が残してくれた体である。
だから、健康に気をつけて、生活を慎み、
体を粗末にせず、長生きできるよう努めなければならない。
これが、父母や天地に孝行する根本である。
自分の体を損ない、健康を失ったら、
自分の両親にも天地大自然にも報いることもできないのだ。」
 
 
親やご先祖に感謝し、健康に気をつけて生活することが、親孝行であり、また先祖への孝養となります。
さらにそれだけでなく、大自然の恵みに感謝し、自然環境を大切にすることは、大自然の恩に報いることにもなります。
 
健康な生き方をすることは、単に自分のためではなく、親や先祖や大自然に恩返しをするために必要な、積極的行動であるわけです。
 
大自然こそ、生命の源であり、実の両親を超えた遠い先祖です。
自然の恵み、自然の力を人格化して、神仏としてお祀りしているのです。
 
自然と共に生き、生かされていることへの感謝の心。
西洋化・近代化した私たちが忘れている感情ではないでしょうか。
健康な生き方をし、また自然環境を保全し、自然と調和した文明を創る必要がありますね。


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